2011年2月7日月曜日

斎藤佑樹投手の両手握手 イチロー「ドキッとした。」

マリナーズ・イチロー外野手が佑ちゃんをほめた!

一番びっくりしたのは握手です。
ドキッとした。
こうやって両手でぼくの手を握ったんですよ。


初対面の際に交わした握手が忘れられないようだ。
そばにいた
本紙記者の右手を握って、実演までしてみせたぐらいですから。

1月31日の合同自主トレ
http://www.sanspo.com/baseball/news/110131/bsj1101310506001-n1.htm

プロでの実績のない日本ハムのドラフト1位斎藤佑樹投手が
スーパースター、イチローと初対面したのだから、
敬意を込めて両手で握手するのは、ある意味では当然でしょう。

しかし、イチローの受け止め方はちょっと違ったようです。

「初対面でこんな握手をすると、片方の手だけの握手になったときに
 “あいつもえらくなったな”って言われるじゃないですか。
そういうものでしょ」。

斎藤が「夢のようだった」と振り返った
合同自主トレの打撃練習では、斎藤が打撃投手を務めた。
その初対決はイチローにとっても有意義だったようだ。

「それほど球速は出してないけれど、彼はランダムに投げてきて。
次、スライダーです、とか言うのはなしでね。
スライダーにチェンジアップ…フォークもいいコースに決まっていた。
いいコントロールでしたよ」

実戦に近い内容で、多彩な変化球を操った技量。
そして、
遠慮なく自分自身の持ち味を発揮した22歳の冷静さを
頼もしそうに振り返った。

「なかなかあの雰囲気は出ない」
「うれしいよね、ああいう野球選手が出てくると」と、

楽しみにしていた初対面で、改めて評判通りの礼儀正しさを実感。

これが素なのかどうかは、ぼくにはわからない。
意外に計算があるのかもしれない。
そうであってほしいなとも思いますけどね。
とイチローは笑ったそうだ。

さわやかなキャラクターを大事にしつつ、
しぶとくずぶとく生き抜いていけ-。

これもイチロー流のエールだったのでしょう。
コストやリソース面でのメリット